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愛する [DVD]
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評価:
価格 ¥ 4,935 [税込]
発売日:不明
在庫あり。
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遠藤周作原作の元タイトルは『わたしが・棄てた・女』だった。それが『愛する』になった理由はなんだろう。
「愛されることを認められず」「愛する対象にも加えられなかった」ハンセン病患者さんたちの過去から現在に至る被差別と迫害の歴史、それに対する怒りと哀しみ。監督熊井が天使のような心の持ち主、森田ミツに仮託した思いは祈りであり贖罪であり希望でもあった。
“運命の連帯感”とは熊井啓自身が生み出し、用いた言葉だ。
何もしてあげられないとしても、多くの理解が無理だったとしても、祈ること、思うこと、心はその人々と共に在ること。その連帯感を胸に、さまざまな差別に泣く人、抑圧に苦しむ人、理不尽な暴力で殺され、傷つけられた人々の哀しみと怒りを引き継いできた熊井。
人々が時の権力の不正や暴圧への怒りを忘れ、弱き者、貧しき者、愛(かな)しかる命抱く者の側に立つことを忘れつつある現在、常に映像表現という大鉈を奮って戦い、抵抗してきた熊井の、その代表選手たる『愛する』をはじめとするDVD4作品。わたしはこれほど時宜に適った作品群はないものと惜しみない賛辞を送る。
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